テクニック

散布図で簡易的な図面を作成する(1)

今回は、Excelの散布図を使って簡易的な図面を作成する方法を考えていきます。 ■通常の図面作成の特徴 パソコンで図面を描くときは、通常、CADソフトを使います。 CADでは、各点の座標を、具体的な数値で指定することで、対象物を正確な縮尺で拡大・縮小して…

行・列を追加するショートカット

「Shift」+「Space」:選択したセルを含む行を選択する 「Ctrl」+「Space」:選択したセルを含む列を選択する 「Ctrl」+「Shift」+「+」:行または列を選択した状態で、行/列を挿入する

複数セルに一括入力する「Ctrl」+「Enter」

データを入力するときに、地味だけど役立つショートカットを紹介します。 セルにデータを入力して「Enter」を押すと、選択中のセルは1つ下へ移動します。 一方で、セルにデータを入力した後、「Ctrl」+「Enter」を押すと、選択中のセルは変わらず、元の位置…

オートカルクを使って最大値、最小値、平均値などをすばやく知る

最大値、最小値、平均値を求める場合、MAX関数、MIN関数、AVERAGE関数を使うのが普通ですが、その場で値を確認するだけなら、オートカルク機能を使ってもっと手軽にできます。 オートカルクとは、最大値、最小値、平均値などのよく使う統計値を、ステータス…

データバーで簡易棒グラフを作成

今回は、スケジュール管理に役立つテクニックを紹介します。 下図のように、各タスクの進捗状況を記入して管理する場合、進捗状況が数字だけではなく、視覚的にわかるようにできれば便利です。 そこで、まずは棒グラフを追加してみることにします。 下図は、…

散布図のアレンジ(3) 特定の範囲(線)を色付けする

過去には、散布図の特定範囲を、面的に着色する方法を紹介しました。 今回は、下図のようにグラフの折れ線の一部を着色する方法を紹介します。 グラフの線の色が途中で変わっていますが、散布図に直接そのような設定をする機能はありません。 そこで、メイン…

指定範囲がずれるのを防ぐ(ダミー行を活用する)

Excelを扱っていると、予期しない結果が出てきてしまうことがあります。 例えば、下図のように、合計値を計算するSUM関数が設定されていたとします。 合計範囲は「E2:E5」となっています。 ここで、データを追加するために6行目に行を挿入すると、合計範囲は…

散布図のアレンジ(2) 特定の範囲(面)を色付けする

今回は、散布図で特定の範囲に色をつける方法の紹介です。 イメージとしては、次の図のような感じです。 基本的な考え方は、 に書いたものと同じで、オブジェクトを使う方法と、グラフに組み込む方法があります。 グラフに組み込む場合は、少し工夫が必要で…

テキストボックスの内容を自動で変更する

ここでは、テキストボックスの中身を自動で変更するテクニックを紹介します。 もう少し具体的に説明すると、 のように、テキストボックスとどこかのセルを連動させる方法です。 やり方は、 ①テキストボックスを挿入 ②テキストバーをクリックし「=」を入力 ③…

散布図のアレンジ(1) 特定の値を強調する

グラフの中で、特定の数値を示す方法を紹介します。 例えば、以下のような場合。 (1)オブジェクトを使う方法 一番シンプルなやり方。 線とテキストボックスをグラフ上に配置して示します。 メリット ・直感的でわかりやすい デメリット ・グラフのサイズを変…

数式セルを可視化する

Excelの利点は、数式を使うと自動で計算をしてくれるところです。 ただし、過信は禁物。 何かしらの答えが出てきてしまいますが、手入力を忘れて全く意味のない値だった、なんてことがよく起こります。 特に、人が作ったExcelではこの危険が高まります。 例…